こんなときどうする? 病院に行くとき
皆さま、病院で検査を受ける時に、ウィッグを着用しているけどどうしたらいいの?と困ったり不安になることないですか?
まず、検査か入院かによっても変わってきますよね。
今回はウィッグで病院に行く際のポイントと注意点をご紹介していきます。
目次
どんな検査なら大丈夫?
ベッドに横たわる触診検査
ウィッグを着用していても特に問題ないです。
ただ、横になるので少し大きめサイズのウィッグを着用している方は、外れてしまわないようにウィッグの上に ニット帽やコットン帽子、室内で被って入れるようなベレー帽などを被っておくと安心だと思います。
帽子を被れない時はズレ防止の為、ウィッグの内側に金属製クリップもしくは樹脂製クリップを縫い付けておくとインナーキャップや専用ネットと固定ができ、外れなくなります。
リネアストリアのウィッグはもともとクリップがついていないウィッグが多いので、ご自身で縫い付けていただく形になります。
付ける位置の画像を載せておきますので、参考に試してみてくださいね。
横たわるだけであれば、ピン等で固定するだけでも固定力が上がります。
レントゲン・CT検査
ウィッグを着用していても特に問題ないですが、念のため金属を使用していないウィッグを着用することをおすすめいたします。
MRI検査
MRIは磁力を使う検査のため、金属が使われているウィッグだと必ず外してくださいと言われてしまいます。 ウィッグを着用して検査を受ける際は、検査技師の方に金属不使用のウィッグであることを伝えておきましょう。
リネアストリアでは金属不使用のウィッグが多数ございます。ウィッグ購入時に商品ページの仕様欄で金属不使用かどうか必ず確認してくださいね。
また、リネアストリアでは付け替え用の樹脂製クリップも販売しております。樹脂でしたら安心して検査を受けることが可能です。
トップピースを着用されている場合は、金属製クリップを使用されていることが多いので、樹脂製クリップに縫い付け直すことをおすすめします。
それでもやっぱり不安な方は
検査時大丈夫だと思っていても、「もし検査時何かあったら?」「ウィッグを外してくださいと言われたら?」 このような場合、何も準備していないと不安ですよね。 そんな時は、バンダナウィッグという帽子の下に直接着用できるウィッグがあります。 病院に行く時はバンダナウィッグにして、その上にゆったりとしたケア帽子やコットン帽子をかぶると安心です。 また、リラックスウィッグも帽子感覚で着用できるのでおすすめです!
ケア帽子の下にうぶ毛付きアンダーキャップを着用する方もいらっしゃいます。うぶ毛付きアンダーキャップはリネアストリアで販売しています。
帽子の下から少し毛が出ているだけで安心するというお声も頂きます。 どうしても心配な時は、看護師さんや担当医、検査担当の方に伝えておくと良いですね。
入院時どうする?
皆さま、入院中はウィッグを着用している方も多いようです。
汗をかいたりもするので、替えのウィッグを持っていると安心です。
体調が思わしくないときは、フルウィッグは着用せず、バンダナウィッグやケア帽子のみで過ごすことをおすすめします。
寝る時はどうしている?
バンダナウィッグにケア帽子を被るかコットン帽子やナイトキャップのみで就寝されるのをおすすめします。
やはり、ウィッグを着用したまま就寝すると、摩擦で傷みやすくなるためです。
しかし、着用したまま就寝される方も、もちろんいらっしゃいます。その場合は、ウィッグの消耗が早くなりますので、就寝用と分けても良いかもしれないですね。
ケアの仕方、保管方法はどうしている?
入院中は、個室か大部屋かによって、気持ちがだいぶ変わってきますよね。
個室の場合
着脱時に看護師さんがいきなり部屋に入ってきたり、清掃業者の方がいきなり入ってきたら…と心配ですよね。
初日は難しいですが、部屋にいらっしゃったタイミングや時間を覚えておきましょう。 この時間はいらっしゃらないなというタイミングで、ウィッグが蒸れていたら外し、内側のキャップを除菌シートで拭くとさっぱりします。頭皮も湿らせたミニタオルで拭くとさっぱりします!
大部屋の場合
周りの方の目もあり戸惑う事もあります。
カーテンを必ずして就寝時にケアしてあげると、見回りの看護師さんが来ない間なら安心ですね。
病院によっても様々です。少しでも参考になる事を願っています。
ロッカーがある場合
ロッカーの中にウィッグスタンドを置いて干してあげるのも良いですね。
ロッカーが無く、引き出しのみの場合は、スタンド等にかけず優しくしまっておきましょう。
シャンプー等は難しい事もありますので、内側のキャップ部分をしっかり拭き取るとにおいも気になりづらいです。
まとめ
いつもと環境が違いわからないことが多い病院関係のお話をさせていただきました。
こちらの記事を参考に、安心してウィッグで病院へ行っていただければ幸いです。