こんなときどうする? ウィッグバレ対策
初めてウィッグを使用するとき、いろいろと不安を感じますよね。
ウィッグとバレないかな?すぐ傷んでしまったらどうしよう…など、安心してウィッグライフをスタートしていただけるように、ウィッグユーザーの失敗談から、着用のポイントをお伝えいたします。
目次
無意識にずっと
髪を触ってしまって…
ウィッグが気になって、毛先をずっといじってしまったり、何度も髪を撫でてしまったり…
初めてのウィッグは、慣れないことから無意識に髪の毛を触りすぎて自分の髪に視線が集まるような状況を作ってしまい、ウィッグと気付かれるきっかけになることも。
また、何度も触ることでウィッグに皮脂がついてしまってテカリを増長してしまったり、せっかくふわっとさせていても、ぺったりヘルメットのようになってしまってウィッグ感が出てしまいます。
手直しはさっと素早く
髪の乱れが気になったときはさっと手ぐしで治すか、ブラシで素早く直すことをおすすめします。
最低限手では触れないように気を付けると、ウィッグを自然な状態で保て、髪に視線を集めることも減らせるのでウィッグとバレにくくなります。
お手入れを怠ってしまって…
気温が高い時期に、汗かきなのに数週間お手入れせずに使い続けてしまった…
必要と思っていてもウィッグのお手入れが後回しになってしまうこともありますよね。
しかし、ウィッグは皮脂が付くと全体的に毛先に束感が出てしまったり、前髪がおでこに張り付いてしまったりなど、少し不自然な感じになってしまいます。
週に1度はお手入れを
リネアストリアでは、毎日着用の場合1週間に1度のお手入れを目安としてお伝えしておりますが、真夏や汗をかきやすいシーズンは、汚れが気になったタイミングでお手入れをしましょう。
皮脂汚れが取れ、ウィッグがサラサラになることでウィッグとバレにくくなります。
ただし、毎日シャンプーをする等、あまりに頻繁にウィッグを洗うと傷みが早くなるので、デイリーのお手入れにはパウダースプレーがおすすめです。
誤ったお手入れを
してしまって…
人毛100%のウィッグをシャンプー後、軽くブラッシングしてスタンドに被せて自然乾燥!
ブラッシングしたときはキレイに見えても、乾燥後に乱れてしまう原因になるので要注意です。
人毛ウィッグは、人工毛ウィッグと違い形状記憶がなくクセがつきやすいため、自然乾燥するとボサボサになってしまう場合があります。
また、少し手直しのつもりで水で軽く湿らせて手ぐしでさっと直したつもりが、手ぐしの状態で乾燥してしまい、出先で変なところで髪の毛が割れてしまってウィッグキャップが丸見えに…なんてことも。
人毛100%のウィッグはクセがつきやすく、お手入れ後や乾燥前のブラッシングを間違えてしまうと乾燥後にとんでもないヘアスタイルになってしまいます。
自然乾燥8割、ブロー2割、
スタイリングは必須!
手ぐしや目の粗いコームを使ってつむじの分け目や全体の毛流れ等、形を整えてからスタンドにかけて8割ほど自然乾燥し、気になる部分をブローしてからアイロンでのツヤ出しがおすすめです。
少し手間に感じるかもしれませんが、人毛100%のウィッグはシャンプー後のひと手間でキレイな状態を保てます。
同じウィッグを
使い続けすぎてしまって…
お気に入りのウィッグは毎日使いたいですよね。
弊社のスタッフも、実際に人工毛のウィッグを半年以上毎日着用していたところ、今までウィッグとバレたことがなかったのに突然知人にウィッグ?と指摘されてしまったそうです。
原因は長期間使用したことにより、毛先が傷んでチリチリになってしまっていたためでした。
毛先のチリつきは、髪が傷んで見えたり不自然に見える原因になります。
ストレートアイロンで
毛先を中心に
人工毛ウィッグは傷むとバネのように毛材がチリついてきてしまいます。
人工毛ウィッグは、熱に反応して形状を変化させることが特徴ですので、毛先のチリつきが目立ってきた場合は、ストレートアイロンで伸ばすことによって傷みを軽減することができます。
人工毛は、熱を与えることでまっすぐになり、熱が冷めることで形を記憶します。そのため、カールのついているスタイルなどは伸ばした後にスタイリングする必要があり、慣れるまでに少しコツが必要となります。
※人工毛と人毛のウィッグでは、傷み方が異なります。
ウィッグの被り方を
失敗してしまって…
初めてのウィッグで被り方がわからず、見様見真似で着用して外出したところ、周りの人からじろじろ見られて明らかにウィッグとバレているのがわかり、とても恥ずかしい思いをしてしまった…。
そんな失敗談を多くいただきます。
初めてのウィッグは着用時の安心感から、前に深くかぶりすぎてしまうことで、つむじの位置や生え際の位置が不自然に見えてしまうことが多いです。
着用位置を少し後ろめに
ウィッグを着用する際は、まずは着用方法を確認していただき、着用手順を把握しましょう。 また、着用時は自分の生え際よりもウィッグのキャップのふちが前に出ないように少し後ろにずらすくらいの気持ちで着用すると自然に見えます。 生え際の位置がわかりにくい場合は、眉毛から指4本分程度の位置に生え際を持ってくると自然です。
サイズが合わないウィッグを
着用してしまって…
ウィッグを選ぶ際のポイントでサイズ選びがあります。
リネアストリアのウィッグはどなたでも着用できるフリーサイズ(Mサイズ)が中心となっていますが、頭が小さい方の場合は後頭部の布が余ってしまい、髪の隙間から布が飛び出していたなんてことも。
自分の頭に合ったサイズ選びを
各ウィッグのページには、対応サイズを掲載しております。
ご購入の前に、ご自身の頭回りを測っていただいたり、試着サービスを利用してぴったりのサイズを見つけていただいてからご購入いただくことをおすすめいたします。
また、購入したウィッグのサイズが大きい場合は、ウィッグのキャップをご自身の頭に合わせて縫い合わせる方法もあるのでおすすめです。
顔の形に合わないウィッグを
着用してしまって…
既製品のウィッグをそのまま着用したときに、「ウィッグ感がある」と指摘されたことがあるというお声も。
どこでウィッグ感があると感じたのか聞いてみると、顔に髪が馴染んでおらずウィッグだけ浮いて見えてしまっているということでした。
既製品ウィッグは多くの方に着用いただけるよう製造しておりますが、おひとりおひとりお顔や頭のサイズが違うためそのまま着用して完全に馴染ませることは難しいです。
顔周りカットでさらに自然に
既製品ウィッグをご購入後、さらにご自身に馴染ませたい場合は、着用した状態で顔周りをカットすることでよりお顔にフィットしやすくなります。
なんだか似合わないかも?と思ったウィッグも、お顔に合わせてカットすることで似合うウィッグに変身することもあるので是非お試しください。
きれいすぎる髪
女性にとって艶々の髪は憧れではありますが、ウィッグの場合ツヤがありすぎると不自然に見える原因にも。
地毛であれば短い毛や切れ毛などがあるので、綺麗にまとまりすぎてツヤ感があるとウィッグだと感じやすくなります。
特にヘアカラーをしたようなカラーの場合は、少し傷んでいるかな?くらいの方が自然に見えます。
あえて短い毛を作ることで
自然さアップ
自然に見える方法として、あえて短めの毛を数本作るようにすると、不自然なまとまり感が軽減されて地毛のように見えやすくなります。
その際に毛束をまとめて切ってしまうと不自然になるので、一本ずつまばらにカットするようにしましょう。
多すぎる毛量
初めてウィッグを着用したときに、頭が大きいかも?と思ったことはありませんか?
なんだか「かぶってます!」感が出てしまい、せっかく購入したけど一度も着用せずにしまい込んでしまった、なんて失敗談も。
ウィッグは内部のネットが見えないように、毛量を多めで作っていることが多く、そのまま着用すると頭が大きく見えて不自然に見えること場合があります。
毛量を調整することで
自然さアップ
前髪や顔周りの毛量を調整すると、全体的な印象が軽くなりおすすめです。
それでも重く感じるのであれば、表面は梳かずに中間部分を梳いてあげると、スタイルを崩さずに毛量を調整することができます。
まとめ
初めてのウィッグは、周りからどう見えているのか、不自然になっていないか等、不安でいっぱいですよね。
今回はウィッグとバレてしまうポイントをウィッグユーザーの実体験を元にお話させていただきました。
これらのポイントを踏まえて、安心してウィッグを着用いただければ嬉しいです。