ウィッグが絡まる原因と対策|人工毛・人毛別の直し方と予防法

ウィッグを着用した女性
(更新日: 2026.02.13)

ウィッグを使っていると、毛先がゴワつき櫛通りが悪くなったり、気づけば絡まってしまったりすることはありませんか?
無理にブラッシングすると、かえって状態を悪化させてしまうこともあります。

この記事では、人工毛ウィッグ・人毛ウィッグそれぞれに起こりやすい絡まりの原因を整理し、日常でできる予防方法や、実際に絡まってしまったときの対処法を詳しく解説します。正しいケアを知ることで、お気に入りのウィッグを少しでも長く、快適に使い続けるためのヒントが見つかります。

目次

ウィッグの毛はなぜ絡まるの?

まずは、ウィッグが絡まってしまう主な原因から見ていきましょう。人工毛と人毛では理由が異なるため、それぞれ分けて解説します。

人工毛ウィッグの場合

人工毛ウィッグの絡まりは、主に次の2つが原因になりやすいです。

摩擦・静電気によるもの

人工毛は化学繊維で作られているため、乾燥しやすい季節や衣類との摩擦で静電気が起こりやすい性質があります。

静電気が発生すると毛同士がまとわりついたり縮れたりして、絡まりが起こりやすくなります。特にロングスタイルは洋服と触れる面積が大きく、冬場はマフラーや襟元の摩擦も増えるため、絡まりやすくなる傾向があります。

誤ったブラッシング方法によるもの

ブラッシングでも摩擦は起きます。プラスチック素材を含むブラシやコームは、状況によって静電気が起こりやすいことがあります。

本来は絡まり予防につながるブラッシングも、根本から一気にとかす・力任せに引っ張るなどのやり方だと、逆に絡まりを悪化させることがあります。

人毛ウィッグの場合

人毛ウィッグの絡まりも、主に次の2つが原因になりやすいです。

汗や頭皮の皮脂など、汚れの蓄積によるもの

シャンプーなどお手入れの頻度が少ないと、汗や皮脂などの汚れが蓄積し、毛同士がくっついて絡まりやすくなります。

油分不足などによるパサつきによるもの

人毛ウィッグは、シャンプーによって少しずつ油分が減っていきます。

油分が不足すると乾燥してパサつき、指通りが悪くなって絡まりやすくなるため注意が必要です。

絡まらないようにするために

原因がわかったところで、次は絡みにくくする方法を見ていきましょう。

人工毛ウィッグの場合

人工毛ウィッグは「摩擦・静電気」と「ブラッシングの仕方」がポイントです。日常でできる工夫を取り入れてみましょう。

摩擦・静電気を防ぐ方法

ロングスタイルが絡みやすい日は、アップヘアなどにアレンジして摩擦を減らすのもひとつの方法です。

冬場のコートやマフラーで絡まりやすいときは、静電気対策として「モイスチャーケアエッセンス」のような専用ケアアイテムを活用するのもおすすめです。

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正しいブラッシング方法

ブラッシングは「毛先 → 中間 → 根本」の順で、少しずつとかすのが基本です。

ロングの場合は毛束を小分けにして、絡まりを無理に引っ張らずに進めると、ダメージを抑えやすくなります。

また、ブラッシング時にも「モイスチャーケアエッセンス」を使うと、指通りを整えやすくなります。

少し痛んできたウィッグもシリコン入りのエッセンスでケアすると、指通りがよく髪がさらさらになります。

日常的に正しくブラッシングすることで、ウィッグを長く良い状態で保つことができます。

人毛ウィッグの場合

人毛ウィッグは「汚れの蓄積」と「油分不足による乾燥」を防ぐことが大切です。

汗や皮脂などの汚れをためないために、状態に合わせて定期的にシャンプーを行いましょう。

ただしウィッグの毛は自毛と違い、頭皮からの油分がつたわらないため、シャンプー後は人為的に油分を与えてあげる必要があります。

そのために、シャンプー後は必ずトリートメントなどで油分を補います。

また、長時間水につけるとパサつきの原因になるなりますので、洗浄力に優れ泡立ちが控えめなシャンプーを使用することが手早く洗ってすすぎ残しを減らすのがポイントです。

例えばリネアストリアのシャンプーのようなウィッグ専用シャンプーは、泡立ちにくく泡切れが良くシャンプーにかかる時間が短縮できるのでおすすめです。

日頃から絡まりを予防しておくことで、ウィッグをより快適に長く使いやすくなります。

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絡まってしまったら

実際に絡まってしまったときは、焦らず少しずつほぐすのが大切です。無理に引っ張ると、毛材によっては傷みやすくなることがあります。

ウィッグの絡まりを直す方法

準備するもの

マネキン(またはウィッグスタンド)・目の粗いコーム・目の細かいコーム・ブラシ・ウィッグ専用エッセンス類

手順 1

絡まったウィッグをマネキンなどにかぶせ、動かないように固定します。ブラッシング中は力が加わりやすいので、固定ピンなどがあると安心です。

手順 2

コームの先ですこしずつほぐす

絡まりがひどい部分は、コームの先で少しずつほぐしていきます。指でやさしく裂きながら、塊になっている部分を小さくしていくイメージです。

※焦らず、力任せに引っ張らないように注意してください。無理にほぐそうとすると、絡まりが悪化することがあります。

手順 3

目の粗いコームでとかす

大きな塊が減ってきたら、目の粗いコームで毛先からとかします。毛先が通ったら中間、最後に根本の順で進めましょう。

絡まりがひどい場合は、毛束を分けて(ブロッキングして)少しずつ進めるのがおすすめです。

手順 4(人工毛の場合)

あんこをキャップに詰める

絡まりがほぐれたら、「ウィッグ専用エッセンス」を全体に薄くなじませ、毛先から少しずつブラッシングします。

毛がパサついている場合は、リネアストリアの「ノンオイルセラム」を使用するとしっとり落ち着きます。

天然由来の保湿成分が広がった髪をまとめ、チリつきを軽減させます。

Use It

手順 4(人毛の場合)

シャンプーをする

全体の絡まりが落ち着いたら、「シャンプー」で汚れを落とし、「トリートメント」でまとまりを整えるのがおすすめです。

Use It

手順 5

ウィッグにアイロンをする

絡まりが取れてサラサラな状態になって、このままでも自然にご着用いただけます。

人工毛の場合、耐熱仕様であればお好みでストレートアイロンで整えるとより仕上がりがきれいになることがあります。目安として120℃前後の低温から試し、ウィッグの仕様に合わせて調整してください。耐熱毛材は冷めるときに形がつきやすいため、アイロン後は冷めるまで触りすぎないのがポイントです。

絡まりが取れないときは

絡まりがどうしても取れない、体調面の事情でご自身でのお手入れが難しい、そんなときは「メンテナンスサービス」の利用も選択肢のひとつです。

リネアストリアのスタッフがお客様の大切なウィッグをお預かりし、状態に合わせてケアを行ったうえで返送いたします。

メンテナンスサービスの詳細

さいごに

ウィッグは、使い方や頻度によって少しずつ状態が変化していくものです。

ただ、日頃のちょっとした工夫や正しいケアを知っておくことで、絡まりを減らし、より快適に使いやすくなることがあります。

この記事が、お気に入りのウィッグと少しでも長く心地よく過ごすヒントになればうれしいです。お困りのことがあれば、お気軽にリネアストリアまでご相談くださいね。

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こんなときどうする?

ウィッグユーザーの皆さまにはおなじみのよくあるお悩みと対策をまとめました。