ウィッグで頭痛/原因と対処法
ウィッグをかぶっていると、頭痛がしたり、頭だけではなく肩までガチガチになってしまうことはありませんか?
せっかくお気に入りのウィッグをかぶっていても、頭が痛いととても残念ですし、 初めてのウィッグで頭が痛くなると、せっかく買ったウィッグがなんだか失敗だったのかな?
なんて寂しい気持ちにもなってしまいますよね。
ウィッグで頭が痛くなる原因と、解決法についてお伝えします。
頭痛の原因1.サイズ
ウィッグで頭が痛くなってしまう原因の1つとして、サイズが小さいことが考えられます。
サイズが小さいと長時間 頭が締め付けられ、頭痛の原因となっているのです。
1.自分の頭のサイズに合ったウィッグを選ぶ
ウィッグのサイズは大きいとずれてしましますし、小さいと頭痛の原因に・・・
自分の頭のサイズに合ったウィッグを選ぶために頭のサイズのはかり方を紹介しますね。
【はかり方】
ぼんのくぼから生え際に向かってハチマキを巻くようにぐるっとメジャーではかります。
メジャーが重なったところが頭周りのサイズです。
リネアストリアでは、サイズごとのページも紹介していますので、自分の頭のサイズに合ったウィッグを見つけてくださいね!
2.アジャスターがついているものを選ぶ
ファッションウィッグなどでは、フリーサイズのウィッグも多いので、アジャスター付きのものを選ぶと良いでしょう。
アジャスターがついているウィッグだと、ウィッグ自体が自分の頭のサイズに合っているかということに加え、さらに細かいサイズ調整をすることができます。
ウィッグを着用する前に、何度かかぶってみて自分がちょうどいいサイズに調整すると良いでしょう。
また、外出先で頭が痛くてという場合は、お手洗いの個室などで一旦はずし、アジャスターをゆるめてみるのも方法ですね!
3.地毛が長い人は束ねかたも重要
地毛が長い人や量が多い人はどうしてもウィッグが締め付けやすくなり、頭痛にもなりやすいものです。
髪の毛の長さや量を変えると頭痛がしにくくなったという声もありますので、検討してみても良いかもしれません。
しかし、長さや量を変えることは難しいと言われるかたもいらっしゃると思います。
地毛の長い方、多い方は、おさげにしてからまとめるのがポイントです。
また、おさげの三つ編みはきつめに結びできるだけコンパクトにまとめると良いでしょう。
頭痛の原因2.ウィッグの重さ
ウィッグの重さが原因で頭痛が起こることもあります。
その場合は、軽いウィッグを選ぶことも方法のひとつです。
では軽くできているウィッグとは?
軽いウィッグの紹介と特長としては
1.ロングよりショート
使用する髪の長さが長くなると必然的にウィッグの重さも重くなります。
初めてウィッグが重いと余計に頭痛の原因となることが考えられますので、ショートスタイルから慣れていくのも方法かもしれませんね。
また、お手入れもロングよりショートの方が扱いやすいこともあり、ウィッグ初心者さんにはショートスタイルがおすすめです!
2.マシンメイドより総手植え
ウィッグの製法には種類があります。
重さで比較すると、「マシンメイド」と呼ばれる 機械で毛の束をキャップ内部に植えつけたウィッグと 「総手植え」と呼ばれる、職人さんの手で毛をキャップに1本1本植えたウィッグとでは、「総手植え」の方が軽いのが特長です。
また、リネアストリアの「総手植え」商品に使用されるキャップは、伸縮性の強いストレッチ生地を全体に使用しているので、 頭にフィットしやすく、しめつけを軽減しているので、頭痛対策にもおすすめです。
リネアストリアおすすめの「総手植え」(天使シリーズ)はこちら
3.フルウィッグではなくポイントウィッグでも
最後は、フルウィッグではなく、ポイントウィッグ、ハーフウィッグ、キューブウィッグ、トップカバーピースなどを使用してみるのも方法です。
どちらの商品もフルウィッグより軽くできています。
頭痛の原因3.アンダーキャップ
上記に述べましたようにウィッグ着用時の頭痛の原因が、サイズや重さによるものもありますが、 意外にウィッグの下に使用するアンダーキャップが原因ということもあります!
アンダーキャップにもいくつか種類がありますので着用のポイントと頭痛対策をまとめてみます。
1.ウィッグ専用ネットの場合
ウィッグ購入時に1つついてくるウィッグ専用ネットというものがあります。
地毛をまとめるために使用するアンダーキャップですが、ゴムの部分がきつい、縫い目が頭部に当たっているなどが原因で頭が痛くなることがあります。
【ウィッグ専用ネットを使用する際のポイント】
ウィッグネットを袋から出したら、筒状になっている中に両手を入れ、しっかりと両サイドへ引っぱってください。
特に太いゴムの部分の締め付けにより頭痛が起こりやすくなりますので、その部分を特にしっかりと伸ばすと良いでしょう。
次に、ウィッグネットを首まですっぽりとかぶりますが、その時にも気をつけてほしいことがあります。
先程しっかりと伸ばした、太いゴムの部分の縫い目を外側にしてください!
そして、その縫い目が頭に当たる部分にくるのではなく、首のうしろあたりにくるように調整することも重要です!
たかが縫い目、されど縫い目、あなどってはいけません!
小さい縫い目ですが、長時間頭部へ押さえつけられていると、頭をズキズキと刺激してきます。
※ポイント
・ウィッグ専用ネットは、しっかりと伸ばしてから使用するのがbetter!
・太いゴム部分の縫い目は、外側に!そして、頭部に当たらない部分に!
2.ウィッグ専用ストッキングネット
リネアストリアでは、ストッキングのような伸縮性の良い生地でできたアンダーキャップが新発売になりました。
3.キャップタイプのアンダーキャップについて
抗がん剤治療の副作用や脱毛症などが原因での脱毛の際には、筒状タイプではなく、キャップタイプが向いているでしょう。
帽子のように着用するタイプで結び目がないので、ウィッグ着用時により自然なフィット感があり、 伸縮性のあるやわらか素材で、締めつけ感のない付け心地が特長です。
また、シリコン付きなので、ウィッグ着用時にずれる心配もありません!
しかし、シリコン部分は髪の毛とはすべりやすくなるため、ファッションやコスプレで使用される方にはあまりおすすめしません。
まとめ
ウィッグの頭痛対策として、いきなり長時間着用しないということもポイントかもしれません。
新しいウィッグを購入したら、まずは短時間から着用してみましょう!
ウィッグに慣れ、そしてウィッグを着用したまま食事をしてみるなどし、少しずつ慣らしていくことも頭痛予防になると思います。
頭痛を我慢しながらウィッグを使用するのは辛いものです。
頭痛を予防して快適なウィッグライフを過ごすために、自分に合うウィッグ、頭痛予防の方法を見つけてくださね!