ウィッグの分け目を変える方法

カテゴリ : HOW TO
ウィッグの分け目

ウィッグを選ぶ際に「好みのスタイルを見つけたもののつむじの位置が」と思われたことはないですか?

つむじの仕様にもよりますが、実は耐熱性のウィッグであれば分け目を変えることができます。

そして分け目を変えることで、気分に合わせて印象を変えることができるだけではなく、今までよりも少しウィッグを長く使えるかも!

どういうこと?!と思われるとおもいますので、その理由を紹介していきますね。

つむじと分け目

つむじ

頭頂部にある毛流れのはじめの部分。

ウィッグの場合ここが自然かどうかで上から見られた時に変わってきます。

一昔前と比べ自然なウィッグを作る技術が進歩するにつれて、つむじに重視を置いて作っているメーカーさんも多くなってきました。

つむじの形や、つむじの位置が変えられるかどうかはその形によって変わってきます。

また、つむじまわりの毛量少ないと内側のメッシュ生地が見えてしまいやすいため、どのウィッグもつむじ周りは少し多めに植えていることが多いです。

分け目

前髪やつむじなどの分かれ目のことをいいます。

例えば、つむじが真ん中でも、分け目は真ん中にする必要はありません。

左でも右でもお好きな分け目で大丈夫です。

つむじがが右(もしくは左)で分け目を反対の左(もしくは右)にするのは少し違和感あると思うのでおススメはしません(することは可能です) 。

それではそのつむじと分け目がどんな感じか写真も込みで見ていただきたいのですが、上から見たときにつむじと分け目がまっすぐつながったタイプです。

つむじと分け目を同じ位置で分ける

センター分け

こんな感じで分ける場合はロングスキン(前までつむじのある)のウィッグを選ぶことをおすすめします。

つむじと分け目を違う位置で分ける

サイド分け

これは大体どのウィッグでも大丈夫です。

自然だと思う位置で分けてください。

つむじの種類

I型ノーマル

I型ノーマル

主に人工毛ウィッグに使用しています(一部人毛MIX・人毛100%に使用しています)

人工頭皮の部分は通気性は劣りますが上から見たとき自然に見えやすい。

I型エアリー

I型エアリー

人毛MIXや人毛100%で使用しています。

人工頭皮から根本がふんわり立ちあがっていてI型ノーマルよりも自然さは増します。

I型ノーマルよりも固い素材でできていますが見た目重視の方におすすめ。

I型レース

I型レース

I型ノーマル・エアリーより通気性はよくなります。

ラインナップはかなり少なめ。

人工頭皮が無いので内側に肌色に近いアンダーキャップを使用したり、つむじの線をジグザグさせて目立たせない工夫をするといいかもしれません。

ワイド型タイプ

日によってつむじの位置変えたい方におすすめ。

厚さや肌あたり等気になる方向け。

ワイドモノレース

ワイドモノレース

リネアストリアの商品では人工毛~人毛MIXの一部商品にあります。

通気性や肌あたりがよく、柔らかい素材でできています。

分け目も自由に変えられますが、つむじはありません。

ワイドシルキー

ワイドシルキー

リネアストリアの商品ではREMY人毛100%と一部人毛MIXに使用されています。

ワイドモノレースと同様、通気性や肌あたりもよく、さらに柔らかい素材でできています。

肌色のシルキー素材でできているのと生え際までスキンがあるのでしっかり分けたりもできます。

シルキー素材の裏にシリコン(固定感があります)が横線で植えられている場合、つむじがそれにあわせて横線に型が付く場合がありますので、気になる場合はドライヤーなどで修正をお勧めします。

O型タイプ

特にショートは後ろ目につむじがあり、ぱっくりと線上につむじを作らないことも多いのでおすすめです。

どちらも人工毛でつかっています。

O型ノーマル

O型ノーマル

人工頭皮はありますが、分け目を変えることはできません。

O型モノスキン

O型モノスキン

人工頭皮なしで、分け目は変えられません。前髪を重めに作るのに適しています。

分け目を変えるメリットとは

印象が変わりマンネリ解消

いつも同じ髪形、同じ前髪だとあまり楽しめませんよね。

特に前髪の印象でかなり変わります。

リネアストリアのウィッグは耐熱性なのでドライヤーなど使用して変えても大丈夫ですよ。

ウィッグを長く使えるかも

ウィッグいつも同じわけめで長く使っていると、ウィッグの消耗によるむじ部分の傷みや抜け毛による毛量の不足が目立ちやすくなることも。

そんな時に、分け目を変えて目立たなくさせることで、悩みを解消しさらに長く使用することができますよ。

より理想に近づけられる

購入してみたウィッグ、良いんだけど何か惜しい、、、という場合は前髪を少し変えてみましょう。

それだけで変わってくれます。また、もともと前髪の分け目にこだわりのある方はその形にするとしっくりしますよ。

分け目の変え方

先ほどお伝えした通り、分け目は変えられます。

変え方は毛質によっても異なるので参考にしてみてください!

つむじの形によりますが、基本的につむじのあるタイプのみになります。

人工毛・人毛MIX

人工毛や人毛は人工毛(ファイバー)の特質の形状記憶があります。

この形状記憶とは例え水にぬれたり湿気があっても形が残ってくれることをいいます。

熱を当てると形を変えることはできますがメーカー様によってできない場合があります。

リネアストリアのウィッグは熱の使用が可能です。

1.分けたい形にコームの先端などで線を作ってください

作っただけでは元の形に戻ろうとすると思います。

※しっかり変えたい時は霧吹きで少し湿らせましょう。

2.その戻ろうとする1の髪の毛を押さえながらドライヤーの熱を少し離れたところからあててください。

※近すぎると髪の毛がチリチリ傷んでしまったり、押さえた手がやけどの恐れがあるので注意が必要です。

3.ドライヤーの冷風をあてるか、そのまま冷めるまで押さえてください。

人工毛(ファイバー)は熱が冷めたときに形が定着します。

4.手を離して確認してください。

位置が変わっているはずです。

人毛100%

人毛100%は地毛のようにその日によって形が変わることもあります。

分け目は毎日変わることは少ないですが、 先ほどお伝えした【ワイドシルキー型】は分け目が変動しやすいのでぜひ覚えていてください。

1.まず霧吹きなどで分けたい場所を少し湿らせてください。

2.分けたい形にコームの先端などで線を作ってください。

3.そのままドライヤーを当てます。※トップをふんわりさせたいときは一度分けたい位置の反対に乾かして、その後分けたい形に戻すとふんわり感が出ます。

トップカバー

トップカバーは人工頭皮が分けられるものであればフルウィッグのように分けてももちろん大丈夫なのですが、 基本的にトップカバーのつむじの位置を本来のつむじの位置に合わせて着用していただくと、ドライヤーを使ったりして変えていただく必要がなくなり、大変簡単です。

ただし、かなり横につむじを設定する場合、トップカバーの左右の毛先の長さが不揃いになるので、できれば美容師さんにどうした方がいいのか相談していただくのが一番です。

※長い方をカットで調節で何とかなる場合とスタイルによってはそうもいかない場合があるため。

分け目の決め方

どれが似合うのかわからず自分で決められない場合は、こういう決め方もありかもしれません。

相手に与える印象を考える

右寄りの分け目

右側の顔が見えると建前をあらわすそうです。

そのことからミステリアスな印象に見えるとか。また、女性らしさも感じられるみたいです。

初デートの時とかいかがでしょう。

左寄りの分け目

左側の顔が見えると本心・本音を表すそうです。

周りから親しみ深く感じたり、知的な印象もあるとか。

オフィスでミーティングの時とか頼られやすいんじゃないでしょうか。

かきあげ分け目

根本がふんわりと立ち上がり、おでこをしっかりと出したこの分け目はハキハキした雰囲気を出してくれます。

リーダーとして引っ張るときとかにいいかもです。

真ん中分け目

真ん中で分けると凛としたクールな印象になります。

大人っぽさを引き出しやすく、冷静に判断したい時は形から入ってみるのもありですよね。

分け目なし(まっすぐおろす)

目の上に前髪がおりてくると目力が強調されて純粋でかわいい印象になります。

アイドルの方でこの前髪の方って多いですよね。

丸顔

縦を意識しておでこを出すスタイルがおすすめ。

できれば真ん中分けにすると尚良しです。

前髪をまっすぐ下ろしたい場合は横幅を狭くつくるといいですよ。

逆三角系型

目線が下に行くことでハチが強調されません。

前髪は長めで流すといいかも。

もし前髪を下ろすならシースルーバングを作ってふんわり巻くと柔らかい感じを出してくれますよ。

ベース型

目線が上に行くように横幅の狭い前髪を下ろすスタイルがオススメです。

あまりカットラインがピシッと出ない方がいいかも!

かきあげた前髪の毛先をリップラインに設定すると小顔効果に。

有名人の真似をしてみる

かきあげ前髪

中村アンさん、ローラさん、高橋メアリージュンさん

左分け

新木優子さん、北川景子さん、水原希子さん

右分け

吉岡里帆さん、新垣結衣さん、戸田恵梨香さん

真ん中分け

武井咲さん、蒼井優さん、趣里さん

分け目なし

橋本環奈さん、山本美月さん、佐藤栞里さん 等々・・・

顔のかたち別おすすめヘアスタイル紹介

顔のかたち別おすすめヘアスタイル紹介1

 

顔のかたち別おすすめヘアスタイル紹介2

最後に

いかがでしたでしょうか?

分け目の作り方や、分け目を作ることによる変化、分け目を作ったイメージをまとめてみました。

分け目一つで印象は変わりますよね。

ぜひ参考にしていただいてお気に入りのスタイルをみつけてくださいね。

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