
おしゃれは自分のために 餅田コシヒカリ
みんなが「楽しい」って思えるウィッグに出会えたらいいな。
こんにちはゲストさん
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Instagram:moeka._u
着用ウィッグ:天使のシャルムカール
高校1年生のときに脱毛症になり、お客様としてリネアストリアと出会う。リネアストリアに入社後、お客様対応を経て現在は商品開発部に所属。moekaの想いとこだわりが詰まった「天使のシャルムカール」は絶賛発売中!
リネアストリアとの出会い、それは私が脱毛症になった高校1年生の冬でした。小学生からやっていた器械体操を続けるために体育会系の高校を選び、選手として活動していたけど突然発症したんです。器械体操ってポニーテールにしないといけないから、それができなくなっちゃって。マネージャーになったらどう?と言われてそこからは他の選手を支える側として続けていました。
ウィッグが必要になり、初めはネットの検索上位にあった他社のウィッグを買ったんです。校則が厳しい高校だったので、そのウィッグの色が明るいと先生に怒られ買いなおさないといけなくなって。その頃はリネアストリアの名前すら知らなくて、「写真可愛いな~」くらいの認識でした。それで初めてリネアストリアのウィッグを買ってみたら、そのウィッグだと注意されなくて。きっかけはスタイルが可愛かったからとかじゃなくて、「学校で過ごすにはこのウィッグじゃないと怒られる」「生活するにはこのウィッグがないと無理だからここで買う」という感じでした。そこから2年生の間はずっとウィッグで過ごし、3年生で髪が少し生えてきたけどまた再発して、今度はリネアストリアでI型スキンの総手植えウィッグを買ったんです。いろんなお店を試してきたけど人工毛の総手植え、しかもI型スキンのウィッグを売ってるのは当時リネアストリアだけで。I型スキンの自然さに感動して「もう他のお店は見なくていいな」という気持ちに変わってから、リネアストリアをお店としてちゃんと意識し始めました。
物心ついた時から「ちょきちょき屋さんになる!」と言って父の髪を結んだりしていました。母がしてくれた髪型も自分の思い通りじゃなくて泣きながら保育園に行ったことも(笑)。そんな子供だったので、自然な流れで美容学校に進みました。
でも、学校では生徒同士がお互いにシャンプーする授業があって、そういうのが本当につらくて。メイクの授業で髪をオールバックにしなくちゃいけないのに、ウィッグだからペアの子がピンを上手く留められなかったり。入学前はいじめられるんじゃないかと考えてしまって、高校の時よりもつらかったですね。何をするにも他人に気を遣うことばかりで、「私がウィッグだからこういうことが普通にできないんだな」って、普通の生活がいかに幸せなのかを痛感した2年間でした。
美容師になるために専門学校に入ったけど、そういうことが積み重なり、小さい頃から思い続けていた夢を諦めようか悩んだこともありました。もう辞めたい……と何回も考えていた頃、親から「もえかは普通の美容師さんには分からない気持ちがわかる子になったんだから」と言われて。脱毛症の経験があるからこそ、ウィッグを使ってる子の気持ちが理解できる美容師ってすごい強みじゃない?って。その言葉で自分のコンプレックスが強みになることを知って。つらかったけど友達や先生にも恵まれ、なんとか卒業まで頑張ることができました。
美容学校時代は、ウィッグをただかぶるだけじゃなくて自分でカットしておしゃれを楽しみました。ウィッグは手を加えるものって考えだったから、いつも自分に似合うようにカスタマイズしていて。そして、私オリジナルの“ライトバングカット”を編み出したんです。夏には美容室の内定が決まっていてこのまま美容師になる予定だったけど、やっぱりウィッグに携わる仕事がしたくてリネアストリアに入社することを決めました。入ってみると想像していた以上にウィッグ愛が強くて、元々は私もリネアストリアのお客様だったのですごく嬉しかったですね。
入社後はお客様対応の部署に所属していて、今は商品開発部で商品企画に携わっています。入社半年くらいの時に商品開発部へ異動できるチャンスがあったけど、まだ商品知識も少なかったので一度お断りしていて。約2年の間お客様対応の部署で知識や経験を蓄えて自信がついた頃、もう一度お声がけをしてもらい「ぜひ行きます」と返事をしました。
お客様対応の部署にいた頃は、お問い合わせの他にYoutubeやインスタライブで情報発信もしていました。部署が変わることでお客様対応ができなくなったけど、お客様と関わることはどうしても続けたくて。過去の経験からお客様がどんなことを知りたいと思ってるのかわかっていたので、これからもインスタライブで発信し続けることに決めました。入社当時より知識も増えていたし、インスタライブ中にいただいた質問にもすぐ答えられるなと思ったんです。「その前髪どうやってるんですか?」と質問をいただくことも多くて、自分の作ったウィッグは人気が出る自信があったんですよね。だから素直に自分の好きなものを作ろうと思って。インスタライブはお客様の質問にもリアルタイムで答えられるし、嬉しいコメントをもらえるのですごく楽しいんです。お客様からいただいたお声が商品開発に繋がることもあるので、リアルなお声は本当に大事だなって。私にとってのインスタライブは、お客様と交流できるきっかけなんです。
今後は“ライブコマース”というライブ配信中にリアルタイムで注文できるような企画も進めていて。まだスタートしたばかりの取り組みですが、ライブならではの新しいコンテンツをどんどん発表していくのでぜひ楽しみにしていてくださいね!
いただいたお声の中で一番嬉しかったのは、ライトバングと天使のシャルムカールに対してのお声でした。天使のシャルムカールは、「同じ悩みを持つ方々にウィッグを楽しんでもらいたい」という想いから私が企画・製作を手がけました。私のウィッグ歴9年の想いが詰まった特別なウィッグなんです。脱毛症になった当時はまさか自分が企画したウィッグが発売されるなんて思いもしなかったので、あの頃の自分に教えてあげたいくらい(笑)。人生の中でこれを超えるものはきっとないだろうなって。そう思えるくらい誇りなんです。そんな思い入れのあるウィッグだから、お客様から「天使のシャルムカールのおかげで普通の生活が送れます」と言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。
リネアストリアの企画開発部にいる以上、一番はやっぱり今までにないようなウィッグをこれからもたくさん作っていきたくて。あとは、私がリネアストリアからもらったような「普通の日常」をお届けできるウィッグを作りたいんです。注目される奇抜なスタイルじゃなくて、安心感を感じるというか、「そうそう、こういうスタイル欲しかったんだよね」と思ってもらえるような。良い意味で、特別じゃないウィッグを作りたいですね。
脱毛症になった時は本当に人生のどん底にいて、ウィッグなんて使いたくなかったし、ウィッグを使うくらいなら引きこもるわと思っていたんです。そんな自分に「普通の日常」をくれたリネアストリアは私にとって特別な存在でした。もしもあの時ウィッグに出会ってなかったら、今こうしてウィッグを企画することも、携わることもなかったと思います。脱毛症にさえならなければ……という思考から立ち直らせてくれたのは、リネアストリアの存在なんです。
自分自身がお客様だった頃に抱えていた悩みとか、ウィッグで「普通の日常」を過ごせたことへの安心感。その気持ちを忘れずに、これからもお客様の心に寄り添って、安心をお届けしていきたいです。
writer:Higuchi Sakura
みんなが「楽しい」って思えるウィッグに出会えたらいいな。
お天道様に胸を張って生きていられる、そんな自分でありたい。
めぐりあえる人とのご縁を大切に。その人がその人らしくいられるように。
自分の中に抱え込んでいた感情が解き放たれた瞬間でした。
孤独だった私の心に寄り添ってくれました。
私の存在を通して、生徒に生きることを伝えたい。
視野が広がる一歩になればいいなと思います。
乗り越えるのではなく、その中で共に生きられるように。
ピンチは他の人と違う経験が出来るチャンス。
大丈夫、頑張ろうって思ってもらえれば嬉しいです。
他の人じゃなく私がやりたいからやる。
仲間がいるって心強い
元気な姿を発信することで、他の人も元気にできる。
お客様の心に寄り添って、安心をお届けしていきたいです。
ウィッグを知らない方に、ウィッグの楽しさを広めていく。
ウィッグには無限の可能性があります。
ウィッグと出会えてよかったなって思っています。
気兼ねなく相談できるようなスタッフになることだと考えています。
トレーニングを通じて、健康と美、前向きな気持ちを伝えていけたら。
自分らしさを大事にする。
ちゃんと「当たり前」のことが「当たり前である社会」にしたい。
ありのままの自分もそうでない自分も、本当の自分として愛し続けること。
なりたい自分になりきって、もっともっと人生を楽しみましょう!
ASPJ立ち上げ当初から目指しているのは私達のような団体がなくなること。
ウィッグはここまで進化してる、って同じ境遇の人にもっと伝われば良いな。
女の子にとって、もっと可愛い自分を見つけられる「魔法のアイテム」
私のまわりは愛が溢れていて、病気の間私は本当に幸せでした。
ウィッグを使ってこんなふうに楽しんでますよ!って伝えたくて。
私がそうだったように、「あなたはひとりじゃないよ」って感じてもらいたい。
人生ってこんなに楽しんでいいんだ!って、そう思いました。
素のままでもウィッグでも色んな選択肢があっていいと伝えたいです。
純粋にオシャレを楽しむ気持ちだけで可愛くなれるんです。
ウィッグが好きなのは、やっぱりいろんな自分になれるから。
リネアストリアの
医療用ウィッグについて